『フランス国鉄ジャケット』

f:id:jyurakusha:20211118183546j:plain服の季節です。気温が変化していくにつれ、合わせ方を変えながら楽しめます。真冬になれば

手持ちで最強のアウターがメインになって、同じのを着てしまうんですよね。道具的に見て

しまうので、自分はオシャレ度は低いでしょうね。基本カッコよく見られたいよりカッコいい

服を着たいタイプです。まわりの目はあまり気にならないです。最近毎日着てるジャケットは

コレ。フランスの旧国鉄ジャケットです。1950年くらいの物なので完全にヴィンテージです。

古着界では古い物や価値のある物に使われる言葉ですが、本来製造から50年以上経ったものが

ヴィンテージということです。66モデルとかヴィンテージって言われてるけど、70年代中期

なら当てはまらないんですよね。因みに100年経つとアンティークになるようです。100年に

なると服の価値観も違うでしょうね。このジャケットもかなりしっかり作られています。

丈夫で長く使おうという考え方で、ある意味今よりもいい服を着てるかもしれませんね。

今みたいに高機能な素材がないかわりに気合が入った作りの服があります。コレが高密度に

織られた生地なんで水が染み込みません。昨日湯船に漬け込んで手洗いしたんですが、全然

染み込まないんです。湯船から出すと軽いし、すぐに乾きました。雨具として使ったらしい

ので、そこそこ優秀ですよね。完全に濡れないので、なかなか縮んでくれません。袖が長くて

感覚的に縮めば丁度よくなると思いますが。先は遠いです。この手の服はとにかく着るしか

ないんですよね。自分にとって少し大きめサイズ。表記はコレです。全くわからないですね。

多分スタンプが欠けたのか100と思われる字が、他の場所についたサイズタグにも使われて

います。今は大きめを着たい気分なので問題ありませんが、嫁曰くデカいそうです。ですが

全く気になりません。コレがカッコいいんだから。まだ生地が硬いので、スレて色落ちが出る

可能性があるので洗濯機や乾燥機を控えています。しばらくは湯船で洗うことにしています。

ネップ感のある生地がかなりカッコいいんですよね。真冬になると着れないと思うので、今の

うちに着まくります。水を通しにくので、結構風も防いでくれるんですよね。当時の高機能

服。そこそこ重いし、自分に馴染むまで多少の試練もあります。ジーンズもそうですがコレが

いいんですよね。服を楽しむと言いながら同じを着てますね。ジャケットの下は毎日替えて

楽しんでいます。秋になると何故か新しいデニムをおろしたくなるんですよね。その衝動と

毎日戦っています。ずっと目を向けなかったウェアハウスのデッドストックブルー。最近

気になって仕方がありません。耐えるしかないのか、自分に負けてしまうのか。相変わらず

物欲が強い。とりあえず年内は耐えるぞ。