『1000XX』

すっかり涼しくなって肌寒いと感じるときもあります。もうジーンズでもストレスなく過ごす

ことができますね。薄手のこの生地では物足りなく感じる瞬間すらあって、あの暑さが嘘の

ように感じます。1000XXも90日を超えました。約3ヶ月になると育った感が出てきました。

S1001XXに比べるとボンヤリしたエイジングですね。こっちの方がリーバイスっぽいんじゃ

ないかと思います。本来リーバイスはヒゲとか出にくいですよね。本に出てるメリハリが

強い個体は相当ハードに穿かれているはずです。古着屋で見る大概の個体はジーンズ好きから

したら残念なエイジングだと思います。この段階で感じた点は色が独特でいいですね。DSBを

穿く人の感想でくすんだブルーと言われますが、この感じはヴィンテージっぽい雰囲気です。

金額は高めですが、満足しています。ですが、もう少し芯まで染まった方がいいような気が

するんですよね。ブルーが軽い印象です。完璧に近い再現は難しいと思いますが、かなり

進歩してると思います。この生地を商品化するのはウェアハウスも勇気がいったと思います。

この生地はレプリカに慣れた人によっては物足りなく感じると思うので。この生地が評価

されてさらなる進化をしてくれるとうれしいです。と言ってもこの段階での感想なので評価を

確定するには時期尚早ですよね。夏の暑いときの相棒だったので、特別に愛を感じているのも

ありますね。ジーンズ好きにとって夏を耐えるのは本当に苦しいので。我々の季節がやって

きましたね。夏を耐えて、コロナを耐えて。ここのところ耐えてばかりですよね。これからは

気持ちよく服を楽しみます。下はもちろんジーンズオンリーです。