『M-66』

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いつの間にか室内でも寒く感じるようになってきました。あの長い夏が嘘みたいですね。街は

紅葉で冬も間近になってきています。アウターの準備もしておかないと。今日の相棒はM-66

です。最近オーバーサイズや太いシルエットが好きなんですが、これはジャストサイズを

選んでいます。ジャストなんですが、不思議なサイジングでお尻も腿も少しゆとりがあって

穿きやすいんですよね。自分の体型と相性がいいジーンズです。元々太いとシルエットでは

こういう感覚はないので、この時代以降のシルエットにはサイジングの妙というものが存在

するんでしょうね。最近のジーンズ界はXXタイプで美シルエットを狙う傾向がありますが、

自分的にそれは違うと思っています。ジャストな色落ちはその年代の領域であって欲しいです

よね。日本のデニム界にこの悪き価値観を作ったのはドゥニームの66XXでしょうか。巨匠

として強い影響力があって、伝説と言えるドゥニームのXXを生み出したのですが。後世に

質の低いパクリが出てしまうと負の遺産になってしまうんですよね。結果的にいい66モデルが

登場しない。それが現状じゃないでしょうか。今は太いのが好きですが、シルエット的には

66くらいが好きな時間の方が長いんですよね。これは良いよと言える66タイプは少ないけど

これは期待するに値する1本です。LVCの71501も良かったですが、これも楽しみです。ホント

この色がいいんですよね。ジャストもいいけどオーバーサイズでも欲しくなってしまいます。

2サイズ上だとエイジングの表情が変わって面白そうです。物欲に火をつけてはいけませんね。

これ以上は増やさないと思いながら、いくつか欲しいジーンズがあったりします。恐るべき

物欲です。