『333』

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このブログでは久しぶりの登場ですが、毎日自宅で穿いている333。革パッチの印字が

かなり取れてきています。この333の逆向きが気に入っています。実は333という品番が

リーバイスにはあるんですよね。これとは関係はないんですが、リーバイスにはNO.2の

デニムがあるのは知っている人も多いと思いますが、実はNO.3デニムもあったんです。

その品番が333です。廉価版なんですけど、バックヨークも省略されてたりします。流石に

ワンピースオブロックでもそれの再現はしないでしょうね。生地の再現より染めの再現が

難しいんじゃないでしょうか。当時はコーンミルズが採用される前のアモスケイグ社だった

かな。別の会社の生地で作られてたのを使ってたんですよね。ウェアハウスでもそこに

アプローチしてないと思います。コーンミルズの方がデニムらしい色落ちなんで悪いほうを

狙う理由もないでしょうしね。すでにそこそこ穿いているこのジーンズ。まだ縦落ちの傾向が

見えてきていません。何となくですが、ものすごく荒い縦落ちをしそうです。穿き味がすごく

ザクザクしてるんです。この生地は夏にも良さそうです。M-54は夏は厳しそうでM-66は

中間な感じです。生地感はそれぞれ違うので比較は難しいですが。このモデルは時代背景的に

ある程度メリハリがあったほうがいいので色を守っていますが、縫製糸の色落ちやパーツの

サビや劣化も必要なんで洗濯も必要かなと。自分でコントロール出来ない完璧なエイジング。

これとは長く付き合いたいですね。色落ちを急がないで穿いていきたい1本です。