少し寒く感じようになってきました。暑い日が長く続いたのでこんな日が本当に来るのかと
思っていましたが、必ず冬はやってきますね。例年ではカバーオールを楽しむ時期ですが、
最近新しいジャケットを着ています。フランスの国鉄職員のジャケットです。夏前にデッドで
見つけました。シンプルですが、エリの形が特徴的でフランスらしさを感じるデザインです。
綿素材ですが、高密度に織られていて雨用としても使われていたようです。少しくらいの雨は
弾くけど、大雨では無理かもしれません。購入時の未洗いの状態では大きめだったので、
秋までに洗って縮めることにしました。夏の縮活は実はこれの為に始めたんですよね。5回程
濡らしては干すを繰り返しました。暑い時期を選んだので一気に乾いて乾燥機と同等の効果を
期待しました。乾燥機を使うと、ヒビ割れみたいなアタリが出てしまうんですよね。古着で
見かけますが、ワイルド過ぎてどうも。貴重なデッドなんで後悔のないように着るのが服に
対しての敬意と思っています。実際袖を通すと、予想よりも縮んでないんですよね。5回も
したのでデニムなら完璧でしょう。ですがこれ雨用に使うくらいなので、水が浸透してないの
でしょうか。計算外でした。袖をあと3センチ縮めたいですが、慌てて乾燥機に手を出すと
心配するかもしれない。購入したお店の店主はヒビ割れ状のアタリが出てしまったと言ってた
ので。ワイルドなのがいい人はヒビ割れがありかもしれませんが、自分はこの上品さを保ち
たいです。馴染むまでかなり時間がかかる覚悟をしていましたが、数日着た感じでは早く
馴染んでくれそうです。現状はコートとジャケットの中間的な雰囲気ですが、いいエイジング
するんですよね。ですが、着れる時期が短いかもしれませんね。インナーには無理でしょうね
この気温が長く続いてくれないでしょうか。せめてあと1ヶ月。50年から60年代くらいの物
だと思いますが、探せばまだ買える値段です。アメリカ服だと手が出ない価格になってる
年代ですよね。最近フランス服の良さがわかりつつあります。変わらずデニムも好きなんで、
服を楽しめる季節を楽しんでいます。冬をもう少し待ってくれないかな。