日曜日。本来は週末に仕事が多いんですが、緊急事態宣言もあって飛んじゃいました。外出
することもなく、自宅で雑誌や本を引っ張り出して1日を過ごしました。このグログで自分の
目指す色落ちについて話してますが、具体的な画像を用意して見ることにしました。好きな
色落ちの画像です。これは古着屋の商品として紹介されていた物です。こういうの使ったら
NGなんでしょうね。いい物として使うのでお許しください。自分の穿くジーンズのほとんどは
レプリカ系になりますが、目指す色落ちは本物です。本物っぽい色落ちは誰もが意識してると
思いますが、多くは本物よりもメリハリがつく傾向にありますね。去年出たウェアハウスの
本に掲載されているジーンズ達は、本物を掲載してる雑誌と比べると正直言って別物になって
ますね。いつの間にかレプリカの世界と501XXは別の道を進んでいると自分は思っています。
結局はメリハリがついてもつかなくてもカッコいいのが究極のジーンズなんでしょうけど。
画像の1本は全体的にメリハリは今ひとつくらいでしょうね。そのかわりに耳のアタリはすごく
いいんですよね。ウエスト周りはウネリも強烈に出て、フロント部分もすごく出てますね。
裾の付近も見事です。これは洗濯回数が多いことを示してると思います。根性穿きでは耳の
アタリは物足りなくなります。洗い混んでるのに残るところはしっかり色が残っています。
この色落ちを実現するには色が濃くて、洗い込んでも色が残るくらい落ちにくい生地が必要
なんだと思います。レプリカブランドの多くは目に見えるくらい早く落ちるように設定してる
はずです。1本の寿命が長すぎると商売にならないですよね。ワークウェアは長持ちしないと
商売にならない。そこの違いを埋めないとXXの色落ちのゴールに着くことはないでしょう。
自分は最初から同じペースで洗っているのは、耳のアタリが欲しいからです。でもこんな
色落ちにはならないですね。ここまで色が残らないんです。理想の色はまだ遠いです。最初に
5回くらい乾燥機に入れてパッカリングだけ出してから穿き始めるとか。また実験をするか。
それにしても膝も出てるし、相当穿き込んでますよね。もう少しヒゲが出てもいいけど、
自分の中でかなり好きな色落ちの1本です。と言っても理想というのは変わるもので、数年後に
メリハリ好きになってるかもしれません。それがデニムの面白さですよね。奥が深いんで、
色んなカッコ良さがあるんだから。女性の好みと同じである程度変わっていくもんですよね。