『フィルソン ダブルティンクルーザー』

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本当にじわじわですが、春が近づいてきた気がします。完全に春が来るまでの短い間に

着ることが出来る上着です。秋は晩秋から初冬にかけても出動機会があります。かなり

お気に入りで今後のエイジングも期待しています。フィルソンでも古いデザインで形も

肩につなぎ目が無くて、普通に着にくいです。硬い生地にオイルドなので始めは生地が

板状でガチガチでした。人によっては最初に洗濯して柔らかくするみたいですが、

自分は馴染むまで硬さと戦いました。洗濯する事でオイルにムラが出来て自分的には

ダサいと思うのと、硬さと戦ってこそ自分の体型に合うんだ。と根性で着込みました。

製造が最近のものなので、昔のものよりオイルの臭いも硬さもマシです。昔の物は

本当に板です。このタイプも微妙なデザインの違いでたくさんの種類がありますが

このモデルは相当古いデザインと思います。ファッション性はゼロ。ほとんど道具と

して生まれたであろうシンプルな構造です。肩から胸にかけて2重になっていて、

ポケットの蓋も兼ねています。フィルソンのダブルは基本的にこうなっています。

オイルも抜けてきて、いいエイジングになってきました。腕にはハチノス状のオイルの

抜けが出てデニムとはまた違う味わいがあります。短い期間しか着れないですが、春が

遅れているせいで、さらに短くなってしまうかもしれません。服の出し入れが忙しい

春になりそうな気がします。