『紙パッチ』

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台風の空気が残って暑いわ、湿気が強いわ。ジーンズにとって不快な状態になって

います。まぁ、短パンだろうが着物であろうが不快なことには変わりがないですね。

冬場は乾燥肌に悩まされるのに、信じられなくらい体がベタベタです。ついに取れて

しまった紙パッチ。無くなってしまうのは寂しいけど、リーバイスを穿くときの

醍醐味じゃないでしょうか。これは復刻モノで実際の501は80年代には劣化を

しにくい紙に変更されてたと思います。なかには字が擦れて消えないように何らかの

コーティングをされたのもあります。ニスみたいな光沢が出るのでわかりやすいです。

リーバイスの復刻はこういう劣化の部分も再現されているモデルもあります。自分の

経験では日本製の66501と55501も紙パッチが取れました。この2つは

劣化というより硬化して割れるというヴィンテージ的な質感までも再現されてました。

66501は引退してますが、55501は取れたショックで休眠させてます。

取れることはときに悲しいですが、こういうのも味わいの1つですね。その過程で

さらにジーンズを好きになることもあります。パッチがあったところは色が濃く残って

いるので、また新しい味わいとして残っていくでしょう。そしてこれは捨てにくいん

ですよね。結構長く置いといて、最後は捨てるんですけどね。秋用のシャツを出して

洗濯しました。スタンバイさせるの早いかな。もう半袖は飽きましたね。