『そろそろ限界です』

f:id:jyurakusha:20190723171720j:plain

蒸し暑さがやってきましたね。去年はもう猛烈な暑さになっていたみたいなので、

今年は助かっていると言えそうです。これからキッチリ暑くなるんでしょうけど。

穿いている501 110周年モデル。紙パッチがいよいよ限界に近づいてきました。

少しでも延命させるため、これだけ乾燥機に入れずに天日干しにしていました。

左半分は縫製糸とあたっている部分も少なくなって、いつ取れてもおかしくない。

そんな状態ですが、それが美しく感じます。滅びの美学ってやつか。ちょっと違うか。

かなり粘ってくれましたね。崩壊するときは一気にいってしまうものですが。全体の

画像に比べて近寄っているので、生地の表情がわかりますね。細めの縦落ちと複雑な

表情が本物に近い雰囲気を出しています。生地の再現度は評価できるレベルだと

思っています。色はヴィンテージよりもアメリカ製のレギュラー501っぽいです。

これを作ったときはまだアメリカ工場で作ってたのと、細かい部分の再現の詰めが甘い

時期だったのでレギュラーと同じ染めも考えられます。古着屋に穿いていくとやっぱり

色が微妙に違うんですよね。ですが、これからもいい感じにエイジングしてくれそう。

お気に入りですし、このジーンズの話は人気なのでうれしいです。これもそろそろ

洗濯です。次は夏用のウェアハウスのC/Lの登場です。